ワンピースもとうとうクライマックスに到達。
今まで明かされていなかった謎や伏線が続々判明。
その中でも一際注目を受けているのは主人公モンキーDルフィの悪魔の実である。
ルフィの悪魔の実は初登場からずーとパラメシア系悪魔の実ゴムゴムの実であると言われていました。
公式が公表しているルフィのプロフィールにもゴムゴムの実としっかり記載されていました。
しかし、ワノ国編にてその事実が一転して変わった。
そうルフィの悪魔の実はまさかのゾオン系悪魔の実のヒトヒトの実だったのです。
これは間違いなくワンピース史上1番の衝撃です。
よりによってゾオン系ヒトヒトの実だとは誰が予想しただろうか。
ヒトヒトの実の能力はルフィ以外にも複数のキャラクターが所有しています。
実は超重要悪魔の実だったヒトヒトの実。
本日はそんなヒトヒトの実の所有者を全て紹介し、今後出てきそうなヒトヒトの実の予想と謎に迫りたいと思います。
ヒトヒトの実とは
そもそもヒトヒトの実とは何なのか分からない方もいると思いますので簡単に説明していきたいと思います。
ヒトヒトの実はゾオン系悪魔の実に属するもので、食べるとそのモデルの能力を所得することができます。
多くの方はこの「人」というものは我々人間のことかと思われるかと思われますが、ゾオン系悪魔の実の中には珍しいとされる幻獣種というものがあります。
このヒトヒトの実幻獣種には神様であったり、妖怪、空想の生き物だったりと人間以外のモデルが存在するのです。
そのためヒトヒトの実のモデルは今発見されているものの他にこれから続々と新モデルが登場するのではないかと噂されています。
ヒトヒトの実を食べたキャラ
ヒトヒトの実といっても種類が様々あります。
ワンピースの作中では現在4人のキャラがヒトヒトの実の能力を所有しています。
・モンキー D ルフィ
・センゴク
・牛鬼丸
1人ずつ紹介していきたいと思います。
トニートニー チョッパー
ワンピースの中でヒトヒトの実といえば彼です。
麦わらの一味の船医トニートニー チョッパー。
マスコットのような可愛い容姿で絶大な人気を博しているチョッパーは麦わらのの一味の船医としてルフィらと旅をしている。
チョッパーの初登場はワンピース第134話ドラム王国編にて、町医者Dr.くれはの付き人として登場していました。
その際のチョッパーの容姿はどこにでもいるトナカイでしたが、麦わらの一味の前に現れた際のチョッパーの容姿は人のようなトナカイに化けていました。
一目見たルフィはすぐに気に入り仲間になれと呼びかけます。
初めは断っていたチョッパーですが、思いが代わり世界一の医者になるためにルフィらと旅をすることに。
モデルは判明しておらず、能力も未知数。
動物がヒトヒトの悪魔の実を食べたことで、知能レベルが急激に上がり対話のみならず医学の勉強まで。
さらに強力な戦闘力を有し、最新話では四皇の最高幹部のクイーンに攻撃を。
ヒトヒトの実を食べたことで大きく世界が広がり、幸運なトナカイに。
と思えますが、実はチョッパーはヒトヒトの実を食べたことで、一生忘れられない傷を追っているのです。
ヒトヒトの実を食べる前、チョッパーはいちトナカイとして群れに属していた。
平凡な日常を送っていたチョッパーだが、ある日落ちていたヒトヒトの実を食す。
ヒトヒトの実を食べたことにより化け物へとなったチョッパーは群れから仲間外れにされ、追い出されてしまうのです。
ひとりぼっちになったチョッパーは孤独を感じ仲間を求め、人間と共存しようとしますが、怪物姿のチョッパーを目の当たりした人間は迫害を強行。
物理的な傷を超える心身的な傷を受け、チョッパーは心を閉ざしてしまったのです。
ヒトヒトの実で得られるものも大きいがその反面迫害という一生消えない傷を負ってしまったチョッパー。
現在は麦わらの一味の仲間として自身の能力の研究を重ね、ランブルボールというゾオン系能力者の力をパワーアップされる丸薬を作り出し、大きく成長を遂げている。
チョッパーの悪魔の実のモデルが判明するのかどうか、今後とも目が離せない。
モンキー D ルフィ
主人公であるモンキー D ルフィは当初パラメシア系悪魔の実ゴムゴムの実だとされていましたが、実はゾオン系の能力者でした。
「ヒトヒトの実モデルニカ」
これがルフィが食べた悪魔の実の正式名称です。
食えば全身ゴム人間。
これはヒトヒトの実モデルのニカの特徴なのです。
ニカとは太古の昔に奴隷達が信じ、人を笑わせ苦悩から解放してくれる伝説の戦士のことを言い
全身がゴムのように伸び縮みし、かつ自分以外のものもゴムのような性質にすることができます。
この能力に世界最高権力の五老星は「世界で最もふざけた能力」と発言しています。
ルフィのゴム攻撃はその悪魔の実のモデルの特徴だったということですね。
長年もこの事実を伏せて、物語を進めていたと考えると作者の尾田先生の頭の中は一体どうなっているのでしょうか。
多くの読者が度肝を抜かれましたね。
実はルフィがヒトヒトの実の能力者であるという伏線が作中にいくつか散りばめられていました。
それがこちら
・571話の扉絵のカニ
・ルフィの誕生日
・カイドウのセリフ
・尾田先生の発言
まず有名なのは62巻の表紙の人魚です。
62巻は魚人島編で古代兵器ポセイドンやジョイボーイ、差別というように大変重要なお話です。
その物語の序盤に登場した5人の人魚の1人が一つ目のルフィがヒトヒトの実ニカの能力者である伏線になります。
物語の中でこの5人の人魚は世話役としてぐらいの登場でそこまで重要キャラではないと思えるのですが、62巻の表紙にはルフィと5人の人魚が
その5人のうちの1人の赤い人魚にルフィが視線を送っています。
その人魚、実は名前がニカなのです。
571話の扉絵
ここには波が大きなカニに散髪をしてもらっています。
カニのハサミで散髪、ユニークな扉絵ですがここにもニカの伏線が
もうお気づきの方もおられると思いますが、そうです散髪しているカニの目の前には鏡が
鏡はモノを反転させますので、カニも反転します。
カニを反転、ニカ!
正直超難問の伏線ですね。
ルフィの誕生日は五月五日。
普通ルフィはゴムゴムの実の能力者だから五月六日でいいはずなのにわざわざ一日前の五月五日って
完全におかしいですよね。
実はこの五月五日にもニカの伏線が隠されていたのです。
五を分解してみましょう。
見えてきましたか?そうです分解するとニカという2文字が登場してくるのです。
またカイドウの「ゴムの性質上あり得ねえだろ」というセリフ。
この世とは思えない性質であるということを遠回しに示唆しているセリフです。
さらに尾田先生は自分の口からルフィ=ニカという伏線を張っていました。
そのびっくりするような発言は、『ワンピースSBS』。
ここでは読者から届いた質問を尾田先生自ら答えてくれるというファンにとっては嬉しいサービスが。
その質問の一つにこんな質問が、「ヒトヒトの実を人が食べたらどうなる」。
この質問に尾田先生は「人と成る。つまり、人が人らしくなる」
正直意味が理解できず、納得しにくいですが人と成るを辞書で調べるとこう記されています。
「神などが人の姿を借りてこの世に現れる」
まさにルフィがヒトヒトの実モデルニカを食べたというのにリンクします。
これら伏線を見直すとルフィ=ニカというのは実はかなり前から描かれていたのですね。
センゴク
元海軍元帥センゴク。
事実上海軍のトップであるセンゴクはロジャーや白ひげと大海賊時代を渡り合った実力者です。
今は現役を引退し、若い海兵の育成に励んでいます。
そんな彼の悪魔の実はゾオン系ヒトヒトの実モデル大仏であることがわかっています。
仏のセンゴクという異名がある通り、体を大仏にすることができ超人的な戦闘力を兼ね備えており、
戦闘スタイルは巨大な体を活かした肉弾戦や手のひらから発する衝撃破です。
頂上戦争編では、白ひげを破ったティーチと対戦し本人をお吹き飛ばすほどの衝撃波を放ったりと実力は申し分ないと思われます。
またセンゴクは空白の100年やDの一族といった物語の核となる情報を知る数少ないキャラクターと考えられます。
そのためこれからのクライマックスに再度重要キャラとして登場してくる可能性も大いにありますし、センゴクという異名の通り、センゴクはルフィと同じ神の悪魔の実を食しています。
同じジャンルの悪魔の実を食べている2人、共に戦う世界線もなくはないような気がしてきます。
ちなみに神の悪魔の実ですが、ルフィ、センゴクの2人以外にもう2人食している可能性が高まっています。
こちらの記事にはそのキャラが神の悪魔の実であるという根拠がまとめられていますのでぜひご覧ください
牛鬼丸
最後は牛鬼丸です。
初登場時はワノ国編、弁慶のような容姿で剣士の刀や武器を奪っていく追い剥ぎ僧兵として登場。
ワノ国のリューマの愛刀秋水をゾロから奪還するためゾロに攻撃を仕掛けます。
しかし、横から割って入ってきたキラーやカイドウの手下に邪魔をされ一時離脱。
再登場はまさかの狛狐姿。
そうこれが牛鬼丸の真の姿、ヒトヒトの実モデル大入道を食べた狛狐だったのです。
牛鬼丸はかつてワノ国鈴後の大名であった霜月牛マルの相棒として共に時間を過ごし、牛マル離別後は鈴後の墓を守り続けていました。
その最中悪魔の実を食してしまい、追い剥ぎを始めたのだ。
大入道とは日本各地に伝わる妖怪のことで、実態は各地でさまざまだがその大部分は僧や大坊主として伝承されている。
作中では登場回数が少なく、これから頻繁に出てくるというキャラではなさそうです。
登場しそうなヒトヒトの実
以上4つの悪魔の実が今現在作中に登場しています。
主人公が食べたとあって、ヒトヒトの実は他の悪魔の実とは特別枠なのかもしれません。
そのため今後もいろんな種類のヒトヒトの実が登場するのではないかと予想できます。
そこでここからは今後登場しそうなヒトヒトの実を私なりに考えてみましたのでご覧ください。
・ヒトヒトの実モデルゼウス
・ヒトヒトの実ダイダラボッチ
・ヒトヒトの実モデル鬼
今回はこの5つを紹介していきたいと思います。
ヒトヒトの実モデルハーデース
ひとつ目の予想はヒトヒトの実モデルハーデース。
ハーデースとはギリシャ神話に出てくる死者の国を支配する神として知られています。
名前などから推測できると思えますが、イメージ的にちょっと闇っぽさが滲み出ていますね。
このハーデースの特徴として冥界、いわゆる死後の世界と関わりが強く、『死者の国の支配者』として崇められている。
またこのハーデースが支配する死者の国のことを『ハデスの館』と言い、この館を守るためにある番犬を設置している。
その番犬の名前はケルベロス。
もしかしたら聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
ケルベロスは頭が3つあり蛇の尻尾を持つ犬で、とても凶暴で恐ろしい犬だと言われています。
ハーデースはこの番犬で自らが支配している世界である『ハデスの館』を外部から守っているのです。
とここまでざっとハーデースについてお話ししましたが、このハーデースがモデルの悪魔の実、もしワンピースの物語上にあるとするならば誰が食しているのでしょうか。
色々とワンピースを読み返すとこのハーデースにぴったりのキャラがいました。
それが黒ひげ、マーシャル D ティーチです。
いくつか根拠を話していこうと思います。
まず黒髭が神がモデルの悪魔の実を食べているかどうか。
これは可能性が大いに高いです。
というのもワンピース25巻の表紙に未来の四皇とヤギが紙を食べているという意味深描写が
それがこちら
この4名とも神の悪魔の実であるとするならば、黒髭は間違いなくハーデースの化身でしょう。
さらに黒髭率いる黒髭海賊団の海賊旗には骸骨が3つ。
作中に登場する海賊旗のほとんどは骸骨1つの髑髏マークです。
これは黒髭が頭3つの犬、ケルベロスと関係があることを意味し、ハーデース説がさらに高まります。
闇人間である黒ひげ、ヤミヤミの実の能力者であると世間では知られていますが彼の能力の全てはヒトヒトの実モデルハーデースではないだろうか。
ヒトヒトの実モデルゼウス
ギリシャ神話に出てくる最も高い位の神。
ゼウスという名前の意味には『天空』『輝き』などがあります。
そのため、ゼウスは天候現象を司る神、天空神とも言われ崇められています。
天空神としてゼウスは雲や雨、雪、雷などの起床を支配しており、その中でも一際力を得ていたのが雷の力です。
宇宙を破壊できるほどの雷攻撃が可能と言われ、まさに絶対的支配者。
ワンピース上でも支配というワードは特別な意味を持っており、空白の100年、Dの一族、ワンピースに大きく関係あると言われています。
そんなヒトヒトの実モデルゼウスがもし存在しているとしたら一体その力は誰の手にあるのでしょうか。
考えると、実はゼウスの特徴に大きくリンクしているキャラはすでに登場しています。
そのキャラはゴロゴロの悪魔の実の能力者エネルです。
彼はロギア系の悪魔の実の能力者と言われ、全身から雷を発動し相手に大きなダメージを与える凶悪な男として空島にてルフィらの前に現れました。
性格は残忍で自分以外の人間を殺すのを躊躇わない、そして自分の強さ故に神であると感じており空島にあるスカイピアの住人を恐怖で強制支配していた。
『雷』『支配』『神』とゼウスの特徴とガッチリリンクします。
またエネルは自分の野望である神の国を建国するため、ルフィらと戦闘後月へと自ら作った空船で旅立ちました。
今後の登場がどのキャラよりも期待されているため、エネルは次回の登場では本当の神(ヒトヒトの実ゼウスを食べた)になってルフィらの前にまた姿を表すのではないだろうか。
ヒトヒトの実モデルダイダラボッチ
ダイダラボッチとは大昔から伝承されている巨人の妖怪のことを言います。
大昔人々は山や川、湖といった地形を作ったのはダイダラボッチと考え、長くこの存在を崇めている。
もしこのダイダラボッチの能力者がワンピースに存在するとしたら、今まで謎であったレッドラインやカームベルトの誕生に大きく近づけるかもしれないですし
空白の100年やDの一族、ラフテルなどの真相にも大きく関わってくる可能性が出てくる。
またワンピースの物語の中には巨人族という種族がいます。
この巨人族とダイダラボッチとの関係性もあるはずなので、ヒトヒトの実モデルダイダラボッチの可能性は高いと言えるでしょう。
ヒトヒトの実モデル鬼
最後にご紹介するのはヒトヒトの実モデル鬼です。
この悪魔の実に関してはワノ国編以降多くの読者からは存在するのではないかと言われ続けていました。
なぜならこの悪魔の実にぴったりなキャラクターが登場したからです。
そのキャラの名前は四皇百獣のカイドウです。
カイドウは世界最強生物と謳われ、海の皇帝である四皇の地位に君臨しています。
そんなカイドウはその強さから悪魔の実の能力者であると考えられていました。
多くの読者がカイドウの悪魔の実の正体について考察をし、多くの説が浮上。
その中でも多くの賛同を受けていた説がヒトヒトのモデル鬼です。
この考察が1番可能性が高いとされる理由は2つ。
カイドウ率いる百獣海賊団はゾオン系悪魔の実の能力者の集まりだから。
そしてカイドウの容姿が鬼そのものだから。
ひとつずつ説明すると、まず百獣海賊団の悪魔の実には全てゾオン系海賊団。
同じく四皇に君臨するビッグマム率いる海賊団はパラメシア系悪魔の実の海賊ばかりで、船長であるビッグマムもソルソルの実のパラメシア系悪魔の実の能力者。
同じ法則でいくとカイドウもゾオン系悪魔の実になりうる。
さらにカイドウは頭に2本のツノ、いかつい顔面、悪者、強い体を特徴としているのも鬼とリンクします。
ヒトヒトの実モデル鬼はカイドウが食した可能性は大きく高いと考えられていた。
だがしかし、ワノ国編中盤、カイドウの悪魔の実はウオウオの実モデル青龍であることが判明した。
ヒトヒトの実モデル鬼の能力者ではなかったのだ。
これでヒトヒトの実モデル鬼の登場の可能性は大きく低くなった。
でも、鬼という人間に危害を与えると伝承されていた生物の悪魔の実がこのワンピース上に存在してkないとは考えにくい。
またどこかで登場するのではないだろうか。
まとめ
いかがでしたか。
本日はヒトヒトの実について紹介していきました。
ワンピース上にはまだ4つのヒトヒトの実が登場していませんが、これから登場してくる可能性は大いにあるので、ぜひ注視して読んでいきたいですね。
本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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