自宅にいる時間が増えたこの時代、多くの方が副収入を得ようと副業を始めておられるのではないか。
そんな副業でダントツに利用者が多いのがクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービス。
パソコンやスマホひとつであらゆるジャンルの仕事を請け負う事ができ、比較的簡単に誰でも始められます。
ですが始めるにあたってこんな疑問を持ちませんか?


確かに、クラウドワークスにはいろんな目的を持った利用者がたくさんいます。
その中には、クラウドワークスを利用して悪質な行動を起こそうとする者も少なくないでしょう。
そこで本日はクラウドワークスを始めて2年の筆者がクラウドワークスで副業を始めようと考えておられる初心者の方に
利用するにあたって気をつけるべき注意点は何かなど話していこうと思います。
本記事の内容
・クラウドワークスの被害の実態は
・クラウドワークスでの注意点
・詐欺にあったらどうするべきか
それでは話していきたいと思います。
クラウドワークスとは
クラウドワークスは、個人・法人問わず、業務委託のお仕事をインターネット上で発注・受注することができるお仕事マッチングサイトです。報酬を事前にクライアントからお預かりし、業務完了後にクラウドワーカーに支払う「仮払い」方式を採用しているので、安心してお仕事することができます。引用 クラウドワークスホームページより
クラウドワークスでは「仕事を誰かに依頼したいという人」と「働きたいという人」をつなぐサービスで
登録者数は2021年8月時点で約443万人を突破し、日本最大級のクラウドソーシングサービスなのです。
そんなクラウドワークスですが一体どんな魅力があるのだろうか。
いくつか紹介したいと思います。
・どこでも好きな時間にできる
・案件が豊富
・初心者でも始めやすい
クラウドワークスでは自分の好きな時間好きな場所で仕事ができるので周りを気にする必要はありません。
また案件がとても豊富なので、簡単に自分に合う案件を見つけ出すことできます。
さらに、利用料金など請求されることは一切ありません。
そのため初心者の方でも簡単に始められます。
私も無料だということを知ってクラウドワークスを登録しました。
だめだったらやめればいいですし
ぜひあなたも登録だけでもしてみてはいかがですか?
クラウウドワークスの被害状況
クラウドソーシングサイトで堂々のトップを駆け抜けるクラウドワークスですが、良い評判の裏には詐欺になどの被害に遭うといった悪い評判もあります。
クラウドワークスを始めるならこのような事もしっかり理解しておくべきです。
では実際のところどんな被害があるのでしょうか
ここからはクラウドワークスで起きた被害を紹介していきたいと思います。
・契約前に納品を催促される
・低単価で案件を依頼される
個人情報が盗まれる
クラウドワークスでは個人情報が盗まれるといった被害が多いです。
例えば、クライアントと直接話をする際に相手がLINEの交換を促したり、電話番号や住所、その他の個人情報を聞いてくる場合があります。
まず、クラウドワークスでは基本的にチャットワークというツールを使ってやりとりをするのが主流です。
そのためLINEや電話番号、メールアドレスを聞いて来る時には詐欺の可能性が高いです。
個人情報は自分から相手に伝えない限り、相手にはわかりません。
なので絶対に伝えないようにしましょう。
契約前に納品を催促される
クラウドワークスでは契約してもらうまでに、テストライティングを依頼されることがあります。
テストライティングとはワーカーが基準を満たす文章が書けるかどうか確かめるためにあります。
このテストライティングに合格すればワーカーはクライアントから本採用され仕事を請け負うことができるのです。
しかし、このテストライティングを利用して安く案件をお願いしようとする悪質なクライアントが存在します。
詳しく説明すると
例えば『2000文字程度の副業について書いてください』という依頼があるとします。
ワーカーがこれに応募するとクライアントから以下の内容のテストライティングを要請されます。
それは『1000文字程度の投資について書いてください!テストライティング代100円支払い、不合格なら破棄させていただきます。』というようなものです。
これは要注意です。
悪質なクライアントは初めの2000文字ライティングはエサで、テストライティングの投資についての方を納品してもらうことを目的としています。
そのためワーカーがテストライティングを納品したら不合格と申し立て、タダであなたの書いた記事を利用しようとします。
このような被害は少ないですが可能性はゼロではないので気をつけましょう。
低単価で案件を依頼される
かなりの低単価で案件を依頼してくる悪質クライアントも少なくありません。
例えば、「1文字0.1円で3000文字程度」などは要注意です。
基本ライティングの一文字あたりの単価は1円なので0.1円はその1/10です。
できる限り一文字1円以上の案件に応募しましょう。
またその他にもタスクを利用して低価格で案件を依頼するクライアントも存在します。
タスクについてはこちらをご参照ください
一件100円と表示しておいて文字数は5000文字とかなりの作業量の多い仕事を依頼されるので要注意です。
クラウドワークスでの注意点
さてここからは本題の初心者がクラウドワークスで気をつけるべき注意点を紹介していこうと思います。
初心者が気をつけるべき注意点は全部で以下の6つです。
・評価が低いクライアント
・本人確認がされてない
・発注数が極めて少ない
・案件の詳しい説明が明記されていない
・一度に大量の依頼をするクライアント
1つずつ説明していきますね。
プロフィール写真の末設定
クラウドワークスでは1人ずつ自分をアピールするためにプロフィール覧があります。
例えば自分の特技や資格を紹介したり、自分はどのくらい稼働できるかなど。
またこのプロフィール欄には自分の顔となる写真を設定することができます。
ここで要注意なのがこのプロフィール写真を設定してないアカウントは危険性が高いです。
写真のないアカウントの約半分が悪質ユーザーである可能性があります。
そのためそのようなアカウントの案件に応募するのはやめましょう。
評価が低いクライアント
クラウドワークスではプロフィール欄にてその人がこれまでにどんな案件を受けたかまたは発注したかが全て把握することができ、その評価も表示されています。
この評価が低いクライアントは悪質なユーザーである可能性が高いので案件に応募しないようにしましょう。
本人確認がされていない
クラウドワークスでは安全性を高めるために本人確認を任意で要請しています。
パスポートや運転免許証、健康保険証などから本人かどうか確認し
プロフィール欄の一番下には本人確認されたか否かが表記されています。
本人確認されたアカウントなら大丈夫なのですが、されていないアカウントは悪質ユーザーが多いので
案件に応募するときはプロフィールを開いて確認するといいでしょう。
発注数が極めて少ない
クライアントがこれまでどんな仕事を依頼してきたかプロフィール欄から確認することができます。
もし、そのアカウントの発注数がゼロまたは極めて少ない場合は悪質ユーザーである可能性が高いので注意しましょう。
実際に私自身も誤って発注数が少ないクライアントの案件に応募してしまい、激安賃金で記事を書かされました。
なので最低でも5〜10ぐらいの発注数のアカウントから応募しましょう。
案件の詳しい説明が明記されていない
作業内容が詳しく明記されていない案件に応募するのは要注意です。
でもどんなものが応募を避けるべきなのか具体的に想像できないと思うので、簡単に例を出してみます。
ライティング能力が高い方限定
3000文字程度
二日以内に納品してください
もし募集欄にこれが書いてあったらあなたは作業ができますか?
これだけの情報量で仕事ができますか?
このようなあまりにも雑な作業内容の案件は応募しないようにしましょう。
ではどんな案件がいいのか、ここからは良い例を紹介しますね。
自宅にいる時間が多くなった今、どんな副業がオススメなのか紹介する記事の執筆をお願いしたいです。
オススメ副業を5つ紹介してもらい、それぞれの副業の良さを書いてください。
イラストや画像などを適切に挿入してください。
文字数は一記事3000文字
【契約金額】
一記事6000円
【納品方法】
グーグルドキュメントにて納品をお願いします
【期限】
10日程で執筆をお願いします。
ライティングが初めてという方でもわかりやすく説明しますのでご安心ください。
色々端折って書きましたが最初のとは大きく違い詳しく書かれています。
「副業」についてのライティングだけにとどまらず、「副業」のどんな記事を執筆して欲しいのかまで書かれています。
また記事の納品方法や期限など、作業に必要な情報が欠かさず書かれていますね。
案件に応募するときはこういった募集から応募するようにしましょう。
一度に大量の依頼をするクライアント
最後の注意点は一度に大量の依頼をするクライアントです。
なぜ大量に依頼して来るクライアントは注意が必要なのか?
それは安い賃金で働かさせられる恐れがあるからです。
詳しく説明すると
まず悪質クライアントは安く案件を請け負ってくれる人を探します。
しかし、普通ワーカーは安い案件には応募しません。
そこでクライアントは「継続契約」と称して一記事執筆するごとに単価を上げるというシステムでワーカーを募集。
すると「最初はかなり安いが10記事書くと一記事1万円も貰えるの!」というように多くのワーカーが案件に応募。
しかし、悪質クライアントは契約したワーカーには最初明記していた安い賃金で1記事2記事書かせて
その後は契約解除にし、また新しいワーカーを募集する。
こういったやり口で多くの人たちを低賃金で働かせます。
全てのクライアントが詐欺目的で継続募集をしているとは言えませんが、可能性は高いです。
実際に私もアニメの感想記事を継続契約して書いていましたが、2記事目で「契約を解除します」と告げられました。
記事自体はクライアントさんから称賛されていたんですが、悔しかったです。
なので大量注文するクライアントには注意が必要です。
詐欺にあったらどうするべき?
最後に詐欺になったらどうするべきか簡単に紹介していきたいと思います。
これからクラウドワークスで稼ぎたい人は必見です。
・契約解除をする
・事務局に連絡する
契約しない
応募してからクライアントとのやり取りで少しでも怪しいなぁと感じたら絶対に契約するのはやめましょう。
一番それがいい方法だと思います。
契約さえしなければ相手もあなたに危害を加えることもできないわけですし、案件はこれ以外にもたくさんありますので。
契約解除をする
万が一、契約してしまったら速やかに契約解除をリクエストしましょう。
クラウドワークスでは契約したからといって絶対に作業を完了しなくてはいけないといったルールはありません。
なので安心して契約解除に踏み切りましょう。
事務局に電話する
最後の手段はクラウドワークス事務局に連絡する方法です。
事務局に連絡すると応募または契約した案件を違反であるかどうか審査してくれます。
こういった連絡によって一つでも悪質な案件を消すことができるので、クラウドワークス全体の治安も良くなっていきます。
まとめ
いかがでしたか?
本日はクラウドワークス初心者が気をつけるべき注意点を紹介していきました。
詐欺などの被害に遭わないという保証はどこにもありません。
1%でも確率があるのなら、しっかり対策をしておくべきです。
本日のポイントを改めてまとめておきます。
・評価が低いクライアントは注意する
・本人確認されていないクライアントは注意する
・発注数があまりにも少ないクライアントは注意する
・詳しい説明が明記されてない案件は注意する
・一度に大量の依頼をするクライアントは注意する
クラウドワークスは完全無料です。是非この機会に初めてみてはいかがですか
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