

高校留年してしまったっていう人は今や少なくありません。
正直、あなたでも全然高校を留年する可能性はあります。
高校を留年すると色々と選択肢が存在し、その中でもスタンダードなのが同じ学年をもう一度するというもの。
でも一体どのくらいの留年生が学校を辞めずに同じ学年を過ごしているのか
そこで本日は実際に留年した私が高校を留年して同じ学年を過ごす割合はどのくらいなのか考察していきたいと思います。
留年後の選択肢
留年したら一体どんな選択肢があるのでしょうか。
簡単に説明していきたいと思います。
・通信制高校への転入
・全日制高校への転入
・定時制高校への転入
・学校辞めて働く
・高卒認定試験を受ける

そのまま同じ学年を過ごす
ひとつ目は一番スタンダードな同じ学年をもう一度過ごすというものです。
メリットとしては同じ学校にとどまるため退学や転入の手間が省けるという点などがあります。
その反面デメリットは自分の一つ下の年代の学生とクラスメイトになるという点があります。
私はもう一度同じ学年を過ごしたのですが、今考えると一番ベストな選択だったなと思います。
しかし、この選択がみなさんにも良いものになるとは限りません。
正直個人差があります。
私が良かったからあなたも良いという考えは当てはまりません。
なので自分に合うかどうか吟味する必要があります。
通信制高校への編入
通信制高校への編入は高校留年した学生の多くが選択します。
近年通信制高校は急激に増え、なんと全国で257校もあるんです。
通信制高校のメリットは毎日通学する必要がないという点です。
普通の全日制高校では平日の月〜金曜日学校に行って授業を受ける必要がありますが、通信制高校では必要な日数だけ行けばいいです。
具体的にどのくらい登校する必要があるのかというと、年間5日程度です。
たった一年で5日だけでいいんです。
しかし、5日だけ行けば高校を卒業できるということではないです。
出席日数は最低5日程度ですが、卒業するためには単位を取らないといけません。
例えばレポートの提出やテストの合格。
普通の全日制の高校のようにやることをやる必要があります。
全日制高校への編入
全日制高校への編入は色々とデメリットがあります。
ひとつ目はもう一度同じ学年をやる必要がある。
転入すればそのまま進級できるということはないです。
前の学校で留年したのであればもう一度新しい学校でも同じ学年を過ごす必要があります。
2つ目のデメリットは転入にあたって転入試験などを合格する必要があります。
これに合格しないと転入はできません。
また転入先の学校が欠員募集をしていないと転入試験すら受けれません。
しっかり転入条件を調べる必要があります。
定時制高校への編入
定時制高校への編入も全日制高校と同じく欠員募集をしていないと転入できません。
また定時制高校では普通科なら普通科、商業化なら商業化というふうに同じ学科しか転入できません。
そのため定時制高校への編入はかなり難しいと考えられます。
学校を辞めて働く
学校を辞めて働く選択肢。
もしこの選択肢を選ぶとあなたの最終学歴は中卒となってしまいます。
「え中卒じゃダメなの?」
正直言うと中卒で就職は大変厳しいです。
中卒でも働けないと言うことではありませんが、高卒より選択肢が狭まります。
その少ない選択肢の中で仕事を選ばなければいけないので、自分の望む仕事に就くのは難しいでしょう。
高卒認定試験を受ける
最後は高卒認定試験を受ける選択です。
「高校は卒業できなくてもいいから大学に行きたい」
「専門学校で学びたい」
基本大学や専門学校を受けるには高校卒業程度の学力が必要とされています。
そのため、高校を中退して大学または専門学校にいくには高卒認定試験を受ける必要があるのです。
これに受かれば大学や専門学校に行けるということです。
私はもう一度同じ学年を選んだ
私自身高校を留年して一体どうしたのか詳しく話していきます。
私は高校2年生の時出席日数が足りなくなってしまい、留年決定。
当時の私は今の学校を辞め通信制高校に転入しようと考えました。
ですが、周りの人間の意見や自分なりにその先の未来を考えた結果、もう一度同じ学校で同じ学年を過ごすことを決めました。
自分が決めた選択が最高の選択になるようにめげずに頑張っていこうと心に決めますが
学校からは過去この学校で留年した者は多いが、同じ学年を過ごした者はいないという話を聞いて自分は修羅の道を選んだのではなかろうかと心配に。
自分で本当にやっていけるのだろうか、希望から絶望に変わっていました。
2年の月日が経ちました。
無事卒業。
青春謳歌。
留年してよかったと、自分の選択は最高の選択だったと感じることができました。
高校留年して同じ学年を過ごす人はどのくらい?
では本題の高校留年して同じ学年を過ごす人はどのくらいなのか話していきます。
結論から言うと
かなり少ないです。
私が留年して同じ学年を過ごそうと決心した時に学校の先生にこんな質問をしました。
「私のように留年してそのままこの学校にとどまる方ってどんなくらいおられるのですか?」
帰ってきた答えは
「みなさん転入か高卒認定試験を選択しています。同じ学年をもう一度するのは今まででいません。」というものでした
まさかの私が初めてでした。
今は通信制高校が急激に増加しているので、わざわざもう一年過ごすと言う考えの方はいないのだろう。
時代が変わったと言うことですね。
まとめ
いかがでしたか?
本日は実際に留年した私が高校を留年して同じ学年を過ごす割合はどのくらいなのか考察していきました。
まさかの結果でしたね。
時代がもう昔とは違うと言うことがわかりました。
もし今高校留年して悩んでいるあなた。
ぜひゆっくり考えて、自分にベストな選択をしてください。
当ブログでは高校留年について他にも話してますのでぜひ下記のURLからご覧ください。
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